| 108. 2008年10月19日(日) 21時01分59秒 投稿:Hal.T |
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107 三田さん>
今までの形式と異なり、トランスポンダといった形式で、制御局から命令を受信してから応答するものなのです。
自動車などに搭載した制御局から大出力でコマンド送信をして鳥側に指示を与えます。鳥側は位置を測定するなどをして、その送信は10mWのスペクトラム拡散(SS)で制御局に返答します。SSで送信すると従来の電波形式より1000倍ほど電力効率が良く、同じ電力ならば5〜30倍ほどの距離をカバーします。そうすることにより鳥側は小さな電池で長期間動かせます。距離の4乗に逆比例する超遠距離では1000^0.25=5.6倍の距離、距離の2乗に逆比例なら√1000=33倍ですね。
鳥側は1チップICで受信するので従来の狭帯域FSK、制御局は狭帯域のSS(スペクトラム拡散)にしています。つまり通信系としては非対称システムですね。1000倍の電力効率を制御局に負担させると10Wの送信で鳥側に呼びかけるって感じになります。 SSとはいえ毎秒1バイトなのでSSB帯域巾(2.7kHz)の通信です、はい。
したがって、このトランスポンダ形式ならば、赤城山の上に制御局を置けば関東一円、およそ200kmの範囲をカバーできます。(実験では某山頂より0.4mWで200kmをカバーしました)
従来の無線システム(ピッとなる違法無線機やARGOS)とは一線を劃したものなのです。いずれ安定したプロトコルになった段階で独自周波数を獲得する道は捨てていません。しかし、実証試験は成功したものの、全体的なシステムとしてはまだまだ実験段階の技術なので、実験局が簡単に作れるアマチュア無線として実施しているわけです。もちろん保証認定を取得し、正式のアマチュア無線局として免許を持っていますし、供給先にも合法性の獲得を前提として提供します。
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