| | 12月12日と13日は予定通り「第3回超小型衛星シンポジウム/北九州市」で製品を展示しました。 私は行けなかったのですが、担当の話では海外から多数の人が参加していました。
QPYアンテナに関しても興味を惹いたようで、やはり筐体から突き出さずに使えるところが良いようです。 「宇宙用はまだ製品化になっていないが数理設計に聞いて下さい」と説明しました。 衛星搭載用のQPYアンテナは、地上局の設備が貧弱でなければ-2dBiで実用になると推測しています。 145MHzの場合の無線通信回線を概略計算すると、 --------------------------------------------------------------------- 地上局送信出力:25W(+44dBm),アンテナゲイン:10dB,通信距離:800km(-134dB)の場合、 軌道上の受信機へQPYアンテナ(-2dBi)を接続してあると、受信入力レベルは、 44+10-134-2=-82dBm ・・・1200BPSのAFSKでは-120dBm程度から受信し始めて余裕が約38dBある。 --------------------------------------------------------------------- 144MHzはノイズや混信が多いから衛星側の受信アンテナは、これで充分と思います。 430MHzは伝搬ロスが9dB増加して-143dBになるが、地上局のアンテナゲインを大きくして対応可能と推測する。 |
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